電話に出たくないけれど

この記事は、怠惰 Advent Calendar 2013 20日目の記事です。

電話に出なくてはいけない場面ってありますよね。会社勤めをしているとなかなか避けられません。自分宛の電話であればまあいいのですが、他の人への取次であったり、セールスの電話であったりします。大きな組織であれば特定の部署なんかが窓口となって切り分けをしてくれるのかもしれませんが、小さな組織ではそうもいかず、電話の近くの人が出るしかない場合も多いと思います。

取次やセールスへの対応というのはほとんど決まった言葉を発するだけで済むのですが、そうだとしてもやはり人と会話をするというのはそれなりに労力を使います。簡単に言えば喋るのがめんどくさいです。そこで、こんな感じだったら楽なのになーと考えているものを挙げてみます。

 

全員に電話機と内線番号を割り当てる

割と普通のアプローチと言えるでしょうか。取次に関しては大幅に改善しそうです。が、やはり費用がそれなりにかかりそうで、気軽に導入してくれとは言いづらいです。電話の件数、少なくはないもののしかし多いともいえないので費用対効果は決して高くないのが残念です。

 

自動音声システム

録音音声と番号選択で、電話の種類を切り分ける案です。セールス電話だったら、そのまま電話を切断します。セールスは基本的にお断りの職場なので、相手が嘘をつかなければ人手を介さずに処理できるかもしれません。しかし、やはり導入に費用がかかりそうなので実現は簡単ではなさそうです。

 

音声アプリを使う

自分で喋るのがめんどくさいので、あらかじめ録音した音声を選択して喋らせることにする案です。山田ボイス発生器のような感じです。大半の電話ではほとんど決まったパターンのやり取りしかしないのでけっこう実現可能な気がします。問題はどうやって音声とアプリを用意するかと、間違った音声を流してしまわないかということでしょうか。完全に手が放せるわけではありませんが、導入はけっこう楽なんじゃないかと思います。どうなんだろう?

イラっとさせられるしつこい勧誘なんかもけっこうありますが、直接やり取りしていないという余裕から簡単に受け流せるようになるかもしれません。

 

電話は使わない

電話、そこまで必要とは思いません。他にもいろいろ連絡手段はあるでしょう。とはいえ古くから付き合いのあるお客さんがいたりすると、思い切った決断をするのは難しくなってしまうというのもわかりますが。

 

いずれは人工知能が自動で電話応対してくれるようになるんでしょうか。きっとセールスの電話も人工知能がかけてくるようになりますね。人工知能 vs 人工知能の戦いなんて興味深いです。性能が低いと変なものをいっぱい売り付けられるとか、それを他の人工知能に更に高値で押し付けてどんどん儲かっていくなんて面白いことが起こるかもしれません。夢は広がりますね。