日付表現のありかたについて

先日ネット上で「△△が24年度末までに○○を目指す」のような記事を見ました。

最初タイトルだけを見て、平成24年のことを指しているのかと思ったのですが、2014年現在は平成でいうと26年だ、と少し考えてから気付きました。どうやら24年度というのは2024年を指しているようです。この件をきっかけに、日付表現はどうあれば理解しやすいのか(人間にもコンピュータにも)を考えてみました。

西暦を省略しない

省略せずに全桁表現した方が間違いが少ないですよね。(24年→2024年)

西暦と和暦の統一

別にどちらでもいいのですが、複数の表現が混在していると混乱の元です。まあ海外とのやり取りを考えれば西暦への統一が現実的でしょうか。

あるいは西暦の場合はアラビア数字を、和暦の場合は漢数字を必ず使うなどの差別化を図れば混乱が少なく共存していけるかもしれません。

月日はそれぞれ2桁に

月と日は「01月」「02日」のように2桁表現に統一したらいいのではないかと思っています。これについては反対意見もかなりあるでしょうし、自分自身にもまだ迷いがあります。メリットとしては複数の日付が縦に並んだ時に長さが統一され綺麗に見えるとか、文章中の日付を変更してもレイアウトに変化が起きない(起こりにくい)というあたりでしょうか。あと、日付でソートするプログラムが少し書きやすくなるというのもありそうです。(ライブラリを使わず自前で実装する前提なのが既に間違っているかも)

年度って…?

2024年度末というのは、おそらく2025年03月のことなのでしょう。日本では入学、入社が04月からというのが標準のようですが、会計年度に関しては04月スタートでないケースはそこそこあるようです。ということで年度末という表現には不正確さが残るので「~年○○月」と表現した方がよいと思います。

 

後書き

「03月」「04月」と表現してみたらやや不自然さを感じるのでこれはやっぱり違うかも…うーん。